1 チュ・ウォン、「『製パン王キム・タック』はスタートであるだけ…」 Fri Apr 01, 2011 5:46 pm
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「演技がおもしろいということを知りました」 視聴率50%に肉迫する驚異的な記録を立てて、人気の下に放映終了したKBS2TVドラマ『製パン王キム・タック』。この神話の主人公にユン・シ ユンとチュ・ウォンがいる。演技の経験はシートコムだけだったユン・シユンと、カメラの前に初めて立ったチュ・ウォンの伯仲したライバル対決は、大韓民国 の国民2人のうち1人を毎週TVの前に座らせておくのに充分だった。 青い秋空が高く澄んだ9月のある日、4ヶ月間の長いマラソンを終えて軽く息をついたチュ・ウォンに会った。ドラマの中の冷酷なマジュンは見る影もなく、温かい微笑みがステキな若い俳優チュ・ウォンと向かい合って座った。 -最後の撮影も終わって、ドラマも終了した。全て終わってどうか? 「まだ終わっていないようだ。相変らず朝目を覚ませば平沢に行かなければならないようだ。大部分の演技者がドラマが終わってホッとする反面、名残惜しいとなぜ言うのか分かるようだ」 -最後の撮影が終わって浮かんだ考えは? 「終わり?終わったって?話にならないという気がした。皆お疲れ様という言葉だけだった。毎日毎日戦争のように駆け付けた4ヶ月だったが、皆が他 の言葉は言うことができなかった。特にタック(ユン・シユン)とは誰が先にということもなく、互いに無事に終わって良かったし有難いと言った」 -デビューが悪役だった、感想は? 「マジュンがタックを困らせたりしたが、かえってファンがマジュンをさらに愛しんでくれた。初めての役が悪役だったが、長い演技人生のスタートであるだけだ。今後出演しなければならない作品と、お見せすることが多い」 -チュ・ウォンとマジュンの似ている点と違う点は? 「勝負欲が強いという点がマジュンと非常に似ていた。もちろん私はマジュンのように勝負欲を歪んだ方向に向けたりはしないけれど、そのような渦中でも一人寂しく戦い抜く姿が私に似ている」 | |
[You must be registered and logged in to see this image.] | -『製パン王キム・タック』によって多くのことを得たようだ。 「演技者として認められたという点に最も感謝する。また同僚、先輩俳優はもちろん、スタッフたちと知り会えたことが最も大きい贈り物だ。特にチョ ン・グァンリョル、チョン・ソンモ、チョン・インファなど三人の方が最も多く助言してくれた。ドラマに慣れない演技者に、最も楽に演技できるように環境を 作ってくださった。特に感情が高まらないときは、先生方の演技を見ているとその感情を受け継いで、自ずからリアクションが出るのがとても不思議だった。演 技がとてもおもしろくて、その中に私がいるという事実がとても幸せだった」 -劇中盤以後視聴率が40%を越えて50%に肉迫した、どうだったか? 撮影前は視聴率が高くて全員が頑張って撮影することができた。しかし撮影が始まれば、皆ドラマに集中して視聴率の上昇には大きく気を遣わなかっ た。かえってマジュンは名場面ごとに極と極の性格を見せ、高い集中力をかき集めるのにさらに神経を使った。多くの公演をしなければならないミュージカルと 違い、高度に集中して感情を爆発させて、最高の場面を作り出す瞬間の“緊張感”こそドラマの魅力ではないかと思う」 -『キム・タック』でマジュン役のほかに演じてみたい役はあったか? 「チョン・ソンモ先生が演じたハン・スンジェ役だ。とてもかわいそうで悲しい男だ。ソ・インスクへの愛だけで、そのように走っていくことができる 男の純情がとても印象深かった。最後に監獄で泣く場面を見ながら、私はもちろん俳優、制作スタッフ全てが共に泣いた。ハン室長にお父さんと、ただの一度も 呼ぶことができなかった点が最も残念だ」 -次期作に対する期待が大きい、負担になるだろう。 「チュ・ウォンという俳優の初めての作品をお見せした。まだ見せることはとても多い。マジュンでチュ・ウォンの全ては表現できなかった。マジュン は私の胸の一部分であるだけだった。さらに熱く情熱的で、また爽やかさが生きている演技者チュ・ウォンの姿を、今後じわじわお見せするだろう」 約1時間余りのインタビューのあいだ、ミュージカル『ビリー・エリオット』を見たいと言い、演技に対する情熱で二つの目をきらきら輝かせる彼を眺 めていたら、彼は演技を楽しむ本物の役者だと思った。高くて青い秋空のように、大きな夢を広げるチュ・ウォンの姿がより期待される。 |