1 スエ「『深夜のFM』、演技のスペクトラムを広げた」 Fri Apr 01, 2011 5:45 pm
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最近の劇場街で女優を探すことは難しい。スリラー、アクション、史劇映画などが主に制作上映され、女優の立つ舞台が減っている。このような悪条件の中で約10年間、休みなく着実に作品活動をしてきた俳優がいる。他でもないスエだ。 スエは最近封切られた映画『深夜のFM』で初めてスリラーに挑戦した。『深夜のFM』は殺人鬼と誘拐された子供、子供の両親という典型的な人物の構図の中に、ラジオ放送という独特の設定を溶かし込んだ典型的なスリラー映画だ。 | |
[You must be registered and logged in to see this image.] | 今回の作品で正体不明の聴取者から電話を受け、家族を助けるためにラジオ放送中に犯人の要求を遂行しなければならないDJコ・ソニョン役を演じた所感は? 「俳優として多くのことをお見せしたい欲求があります。デビューの頃からアクション、悪女のファムファタールまで、多様な役とジャンルに挑戦した いと言ってきましたが、80年代専門俳優と内輪で冗談を言うほど時代的な女性像を表現した役を演じてきました。そのような面で『深夜のFM』はスエの新し い発見と共に俳優としてスペクトラムを広げることができる契機になりそうです」 それほど今回の映画に対する期待と欲望は、以前のどの映画より強いようだ。 「DJという職業を羨望していたし夢見ていたので、映画でそれを表現するということが私には感激でした。俳優としてデビューした時も、深夜のラジ オDJをしてみたいと言ったことがありました。一度はアナウンサーを演じるために放送アカデミーに行って授業を受けたりもしました。また犯人と対決する場 面で走って、転がって、倒れて、初めて身体を使ったようです」 しかしこのような演技が自分自身にとって新しい刺激で、いつになく興奮して楽しかったという。 「コ・ソニョンは犯人と一人で対決して、勝たなければなりません。既存の役が内面の強さを持った女性だとすると、コ・ソニョンは外面でも強さを表 現しなければなりませんでした。人気のDJから、一人のために凄惨でみじめに崩れながら単独で戦う女性です。初めから新鮮だったし心地良い緊張感を、撮影 始終維持できたようです」 このような彼女の緊張感はスクリーンにもそのまま伝わった。コ・ソニョンの感情の変化と彼女が感じる緊張感は、映画が上映されている2時間のあいだ、継続してスクリーンにそのまま伝えられた。 「約10年間、休まずに演技することができたのは、余裕を持って少しずつ観客との信頼を積んできたので可能だったようです。今回の映画は俳優スエ のスペクトラムを広げることができる作品になると思います。今後も観客の信頼の中で、不意の欲望よりは静かに私だけの演技の領域を広げたいです」 スエは現在チョン・ウソンと共にドラマ『アテナ:戦争の女神』を撮影中だ。このドラマでスエは二重スパイでアクション演技とともに、もう一度新し く挑戦する。いつもアクションを演じてみたかったというスエは、絶え間ない変化と演技への挑戦を通じて、観客に自分自身の多様な姿を見せたいと語る。 |
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