1 「“イケメン”俳優として残りたくない」…カン・ドンウォンの毒気 Fri Apr 01, 2011 6:53 am
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「何か成したものがあれば(軍隊に行くのが)惜しいですよ。まだ先は長いです」自 他が認める今年最高の興行俳優カン・ドンウォンが投げた言葉だ。映画『田禹治』(610万)、『義兄弟』(547万)の相次ぐ興行ヒットで、名実共に韓国 映画界最高のチケットパワー俳優として浮上した彼には不似合いな謙遜だ。カン・ドンウォンはコ・スと演技対決を繰り広げた『超能力者』で再び観客の人気を 集め、今年3打席連続ヒットという自身最高の年になる勢い。 | |
[You must be registered and logged in to see this image.] | カン・ドンウォンは“イケメン”俳優というタイトルだけで限定するには惜しい俳優だ。休むことなく作品活動を続けて来た、自分だけの演技領域を持った俳優という評が、もっとよく合うようだ。「この8年間、ほとんど休まず作品をやってきました。仕事への意欲が高い時なので、休まず仕事しているような気もします。でもいつだったか“CM俳優”というタイトルの記事に、私の名前が載っていたんですよ。その時はCMを撮っているものが本当に一つもなかったのに…」 カン・ドンウォンが俳優として注目された作品は、まさにイ・ナヨンと共演した『私たちの幸せな時間』。彼は死を前にした死刑囚の演技で観客の記憶に刻みつけられ始めた。 それ以降、演技的に成熟した姿が見られるように思うが、どうか?「『私 たちの幸せな時間』の時は反応が悪くなかったんです。当時、記事に「カン・ドンウォンの再発見」というタイトルが載ったりもしたんですよ。それ以来ずっと 再発見されているんでしょう。『田禹治』や『義兄弟』は演技的に見れば、見せるキャラクターが多かったとでもいいましょうか。前作より演技がちょっとずつ 良くなって演技の幅が増えているのであって、完成された演技ではないです。まだ先は長いです」 絶調の時期に軍に入隊することになってどうか?「最近そんなことをよく言われるんですが、私自身はちょっと笑えます。今も自分の演技がもどかしくて混乱しているのに、絶頂だと言われるので…全くそんな風に考えない」という。 カン・ドンウォンは12月に公益勤務要員として軍入隊を控えている。「何 か成したのなら名残惜しさがあるでしょうが、そうじゃないのでそんな感情はないです。『義兄弟』が終わってから感じた感情ですが、これまでが何か吸収だけ していた段階だとしたら、これからは何か発散してみたいと思います。これから何か始める、そんな感じとでもいいますか。『カメリア-ラブ・フォー・セー ル』も良かったし、『超能力者』もそんな感じです」カン・ドンウォンは、演技力がついたという感じよりは撮影現場が以前よりずっと楽になったという。 “イケメン”俳優という修飾語が、時には俳優としての限界を引く毒になるような気はしないか?「“イケメン”という存在として残りたくはないです。それぐらいも飛び越えることが出来ないのなら、だめでしょう。そんなことが困難な事だとは思わないです。演じる配役を期待以上に演じきれば、当然抜け出せない事でもないでしょう」 自ら我が強く、主観がはっきりしている方だというカン・ドンウォンは 「ファンとのコミュニケーションにも線を引いて行く方」と言い「そうすればこそ、演技的にも俳優としても長くやっていけると思う」と言う。 見たことも聞いたこともないもの凄い怪物のような俳優になりたいというカン・ドンウォン。彼が『超能力者』で見せた“超人”演技のように、凄まじい俳優に成長するのか期待されるところだ。 |
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