妹探して三千里　『トゥーワールド2』～アンタルア放浪記









第6回: バイト感覚クエスト放浪記





2011/3/2








　
プレイ時間も60時間を突破。もう、数字だけなら、そろそろガンドハルを倒してもおかしくないくらい、アンタルアに滞在しているライター、卵を守る雨宮で
す。そんな長期滞在中の自分ですが、ガンドハルの後ろ姿も見えないまま、ストーリーを進められず立ち往生。巨大な壁に激突し、冒険は史上最大の危機に直
面！！　その行く手を阻む壁の正体は、凶悪な敵や、解けない謎ではなく、“クエスト”。本当に膨大です。



　サブス
トーリーが語られたり、アクの強いキャラクターが出てきたり、本編では訪れない新たな土地や集落に行けたりと、次から次へと発生して、もう楽しすぎ。しか
もクリアーすると、経験値やアウラ、レアなアイテムが貰えることもあり、本編そっちのけでクエストの誘惑に連敗中。これじゃダメだ。俺には妹を助けるとい
う使命が、「カ●ヤー待ってろよ～！！！」って、既に川●麻世の嫁と名前の区別が着かなくなっている状態。授業に出席せずバイトに精出す大学生のように、
クエストばかりな日々を満喫してます。「卒業ヤバイね？　バイト楽しい～」的気分を疑似体験できる『トゥーワールド2』のクエスト。その4つのヤバさを
チェック！





1.豊富過ぎてヤバイ



魔物討伐か
ら人捜し、ダンジョン探索、馬のタイムアタックレースなどなど、求められる行動はさまざま。人助けと思ったら敵の集団、ペットと言ってたのに魔物が待ち構
えていたりというドッキリもあり。また、複数のクエストからなる超大作も。ときには、犯罪にまがいのヤバイ話を持ちかけられて……。迫られる究極の選択。
本編と同じくらい、ドラマチックな展開が待っている。

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ク
エスト“干ばつ”で対立したマンガノ一家のセレン。“ガシッ”とたった一撃でHPを半分まで削られ、超ビックリ。あまりの強さに逃げたら、後を追いかけて
きた彼女が、偶然足を滑らせて、勝手に塔から転落。即死というハプニング。「ラッキー」と、所持品を奪いつつ思い出す、セレンの言葉「私を殺しても、マン
ガノ一家が必ず復讐するだろう」。でも、殺したの俺じゃないよね。ね！　ね！　これ、不慮の事故だし!!　という願い通じず。その後、こんな形で再登場し
ます。マンガノ、ヤバ過ぎッ！

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2.クリアー報酬がヤバイ



敵を倒すよ
りも、クエストをクリアーする方が、経験値を多くゲットできるため、クエストはレベルアップに最適。また、ハトマンドールやニュー・アショス、廃校などに
ある掲示板から受けられる魔術師ギルドや戦士ギルドなど、各ギルドからのクエストは、クリアーすると対象ギルドの信頼度もアップし、店の品揃えが良くなっ
たりする特別サービス付き。さらに、クエストで入手できる本や手紙などは、アイテム画面で実際に読むことができる。そこで初めて明らかになる人間関係な
ど、中身はかなりヤバイものもあるので、人の手紙だろうが日記だろうが、読むことをオススメします。

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3.手軽過ぎてヤバイ



町にいる人
に話しかけたり、ギルドなどに設置された掲示板にある依頼書を読んだりするだけで、クエストが発生。一度に何件も請け負えて、同時進行可能というひとり何
でも屋状態もオーケー。クエストの目的地は、マップに表示され、距離まで表示されるというヤバイまでの親切さ。複数請け負ったときも、目的地を表示するク
エストをプレイヤーが選べるため、迷うこと無し。しかも、クリアーするタイミングは、基本的にプレイヤーの自由。依頼だけ引き受けて、放置プレイもアリ。
実際3件ほど、かれこれ1週間ほったらかし。もちろん、ノークレーム。いい人ばかり。

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4.依頼者の態度がヤバイ



先ほど、依
頼人はいい人ばかりと書いたけど。あれ、営業トークです。ごめんなさい。実は、人にお願いするのに、それが人にモノを頼む態度？　と、首を傾げたくなるよ
うな人もチラホラ。中には、頼んだ瞬間ベッドに寝転がるヤツも。え、困ってお願いしているのに、その強気はなぜ？　と、ヤバイくらいに感じ悪いぜ。

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でも、大学サボって某大手チェーンの居酒屋バイト歴5年、自称バイトリーダーの自分からすれば、それぐらいの対応ノープロブレム。魔法の言葉とともに笑顔でオーダー頂きますよ。



・男「魔物、退治してきて」 「ハイ！　よろこんで！」（自分でやれよ）



・オーク「石ころ捜してきて」 「ハイ！　よろこんで！」（嫌がらせ？　それともイジメ？）



・墓堀り「生首、街まで運んで」 「ハイ！　よろこんで！」（正気か？）



・職人「工房大きくしたいから金ちょうだい」 「ハイ！　よろこんで！」（うわぁ、今月大ピンチ）



・女「血を吸わせてもらえないですか？」 「ハイ！　よろこんで！」（変態め！）



と、お客様は神様ですと、態度の悪いお客にも笑顔で対応。気分はフロアマネージャー。そんな居酒屋店員ですが、14枚までレポートを集めたのに、お礼を言うどころか、労もねぎらわず、早く残りの1枚捜せ的な態度を取った大学職員は、“いつかヤるリスト
”に追加しました。





　そんなアンタルアの人々とそれを請け負う自分の喜怒哀楽が混じったクエストですが、R-18推奨の本作、もちろんアダルトな展開が楽しめるクエストもあります。はい、ここからは、よい子は寝る時間ですよー。



・ニュー・アショスにいる田舎娘的外見をした女性、ソル・パン。彼女絡みのクエストをクリアーしつつ、隙を見て部屋から盗んだ１冊の日記、“ソル・パンの憂鬱”。間違って、レディースコミックを盗んだと思ったくらいな過激な内容。彼女の性欲に乾杯！　いや完敗です。

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・
ハトマンドールで発生している連続殺人事件を追っているうちに、なぜかリーサという女性と、彼女の家で二人っきりに。しかも、いい雰囲気に。や、やばい、
バイト就業規則、第3条2項では、お客様との公私混同は厳禁と書いてあったはずだ。まして恋など、タブー。バイトリーダー（自称）の俺が、ここで流される
訳にはいかないッ！！　と、気分を落ち着かせたところに、隣の部屋から、リーサが一糸まとわぬ姿で出現。こっちへと、腰をくねらせゆっくり歩いて……。





「ハイ！！！　よろこんでェェェッ！！！！！！！」

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ひとつオトナになりました。次回に続きます。]