1 免疫機能を活性化?! まいたけの魅力 Mon Apr 11, 2011 6:06 am
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現在サプリメントとしても注目を浴びているまいたけ |
仲間の中では、唯一食用に適しているまいたけ
まいたけは、別名クロフといわれる、サルノコシカケ科に属するきのこです。“まいたけ”という名前の由来は、一説によると、まいたけを発見した人が喜んで舞い踊るほどのきのこである、といわれています。まいたけは、秋口に水楢や栗、椎の木の根元などに群生します。
サ
ルノコシカケ科のきのこには、カワフタケや霊芝など数十の種類がありますが、いずれも薬用に使用されるほどの成分を含有しています。しかし、食用に適して
いるきのこは無く、まいたけは同科の中でも唯一食用に適しているきのこなのです。そのような点においては、手軽に摂れるという魅力があります。
まいたけの注目効果は……ガン症状への実験は次のページへ>>
免疫力を高めるまいたけ ガンへの反応は?
まいたけの注目すべき特徴は多糖類成分にあり、動物を使用した試験では、様々な生体活性が認められています。中でも、βグルカンという成分には、免疫調節作用が確認されており、免疫作用の結果として、抗腫瘍作用が働くという仮説が立てられています。
神
戸薬科大学の難波氏の実験では、ザルコーマ180担ガンマウスに対して、まいたけから抽出し精製したペプチドグルカン「MD-フラクション」を投与したと
ころ、腫瘍増殖抑制率が非常に高まったそうです。その要因として、T細胞などの免疫細胞を、活性化させる働きがあると考えられています。
以上は、動物を利用した試験による結果であり、人体において確証を持てるデータではありません。ですが、これらのことから、乳ガンや肝ガン、肺ガンなどの改善に期待できる成分では?と注目を浴びています。
アメリカも注目! 抗HIV成分としての利用も可能?
同じく、神戸薬科大学の難波氏は、後天性免疫不全症候群への活用研究も進めており、そのことは、アメリカにおいても注目を浴びています。
これにより、医師や研究者による臨床研究も公表されています。その中の一つに、患者がまいたけの粉末を毎日3回ずつ2ヶ月間にわたり服用したところ、減少していたヘルパーT細胞が最大2倍増えた、減少が止まったという効果が見られたそうです。
まいたけには、血糖値を低下させてしまうデータも……! 次のページへ>>まいたけ成分利用の注意点
まいたけを食品として利用する場合は、安全であると言われているのですが、抽出成分を医薬品として使用する場合、血糖値を低下させてしまう可能性が示唆されています。糖尿病患者や血糖降下薬を服用している患者には慎重に使用する必要性があると言われています。
ま
いたけ成分については、これら以外にも血圧への影響や、血糖の抑制、高コレステロール血症の改善など様々なものがあると考えられており、現在研究が進めら
れています。まいたけは人の臨床試験データはまだ少なく、十分な科学的根拠があるとはいえませんが、まいたけ成分の今後に注目する価値はあるでしょう!
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