1 新茶衣の天ぷら Sun Apr 10, 2011 2:17 pm
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近年血糖値の抑制やコレステロール低下、肥満予防など、緑茶の成分が注目されています。今は新茶が出回る季節。新茶は、みずみずしい香りと味わいが楽しめ
ますが、飲むだけでなくお料理としても楽んでみていかがでしょうか。飲むだけでは得られない成分も無駄なく摂取できます。
旨味成分の多い新茶が出回る季節
「夏も近づく八十八夜♪」という唄がありますが、八十八夜とは立春(2月3日)から数えて88日目の日を言い、春から夏に移る節目の日、今年は5月2日でした。昔から、この「八十八夜」に摘み取られたお茶を飲むと、一年間無病息災で過ごせるという言い伝えがあります。
お
茶は基本的に年間に4回摘み取る時期があり、4月の終わりから5月中頃まで摘み取られるお茶を、その年の最初に摘まれるので、新茶あるいは一番茶と言いま
す。お茶の葉は、冬の間に養分を貯えて、春に新芽を出すので、最初の葉を摘む新茶は、その後摘まれるお茶よりも、旨味のもとであるテアニンなどの成分も多
く、香りもみずみずしいおいしいお茶になります。
緑茶の葉も食べれば、有効成分も無駄なく摂取
近年緑茶は、ビタミン等
の栄養素が豊富に含まれる他に、カテキンやサポニンなどのポリフェノールなどに健康に有効な成分が含まれているということで、注目されています。水溶性の
ビタミンCなどは、お茶として飲んでも摂取できますが、脂溶性のカロテンやビタミンEは、お茶として飲んでも摂取できず、葉に残ってしまいます。
葉を食べれば、そうした成分も丸ごといただけるわけですが、茶葉を食べるにしても、その有効成分である苦みが気になります。今が旬の新茶は、旨味成分が多いので、より食べやすいと思います。
飲
んだ後の茶葉を刻んでチャーハンに入れる、ふりかけにする等してもよいのですが、まず初体験は、失敗のない料理にしたいものです。揚げ物にすると食べやす
いので、今回は茶葉を衣に使って、旬の野菜を天ぷらにしてみました。苦みもまったくなく、子どもでも食べやすいのでおすすめです。
飲み終わった茶葉を天ぷらの具にして揚げてもよいでしょう。無駄なく食べられ、生ゴミも減ります。
次回は、お茶の栄養や有効成分について、詳しくご紹介します。お楽しみに・・・。
■関連リンク
●ヘルシーレシピ(食と健康)
●お茶を使った料理たち(中国茶)
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ますが、飲むだけでなくお料理としても楽んでみていかがでしょうか。飲むだけでは得られない成分も無駄なく摂取できます。
旨味成分の多い新茶が出回る季節
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◆新茶衣の天ぷら◆ |
お
茶は基本的に年間に4回摘み取る時期があり、4月の終わりから5月中頃まで摘み取られるお茶を、その年の最初に摘まれるので、新茶あるいは一番茶と言いま
す。お茶の葉は、冬の間に養分を貯えて、春に新芽を出すので、最初の葉を摘む新茶は、その後摘まれるお茶よりも、旨味のもとであるテアニンなどの成分も多
く、香りもみずみずしいおいしいお茶になります。
緑茶の葉も食べれば、有効成分も無駄なく摂取
近年緑茶は、ビタミン等
の栄養素が豊富に含まれる他に、カテキンやサポニンなどのポリフェノールなどに健康に有効な成分が含まれているということで、注目されています。水溶性の
ビタミンCなどは、お茶として飲んでも摂取できますが、脂溶性のカロテンやビタミンEは、お茶として飲んでも摂取できず、葉に残ってしまいます。
葉を食べれば、そうした成分も丸ごといただけるわけですが、茶葉を食べるにしても、その有効成分である苦みが気になります。今が旬の新茶は、旨味成分が多いので、より食べやすいと思います。
飲
んだ後の茶葉を刻んでチャーハンに入れる、ふりかけにする等してもよいのですが、まず初体験は、失敗のない料理にしたいものです。揚げ物にすると食べやす
いので、今回は茶葉を衣に使って、旬の野菜を天ぷらにしてみました。苦みもまったくなく、子どもでも食べやすいのでおすすめです。
飲み終わった茶葉を天ぷらの具にして揚げてもよいでしょう。無駄なく食べられ、生ゴミも減ります。
●Recipe●新茶衣の天ぷら 材料(4人分) ■天ぷら茶衣 薄力粉・・・・・・・・・・・・ 1/2カップ 緑茶葉・・・・・・・・・・・・ 大さじ2 卵・・・・・・・・・・・・・・ 1個 冷水 ・・・・・・・・・・・・・1/2カップ ■タケノコ・・・・・・・・・・・小1本 ■空豆・・・・・・・・・・・・・約16粒 ■ナス・・・・・・・・・・・・・1本 ■揚げ油 ・・・・・・・・・・・・適量 ■塩 ・・・・・・・・・・・・・・適量 作り方 1.新茶葉は、まな板の上にのせて、上からキッチンペーパーなどをかぶせてからめん棒をころがしながらよくつぶします。 2.ボールに、よく溶いた卵と冷水を入れて混ぜ合わせ、ふるった薄力粉、新茶葉を加え、さっと混ぜておきます。 3.筍はくし切り、空豆はサヤから出して薄皮もむいておきます。ナスは、輪切りにしてみずにつけてアクを抜き、水気を拭いておきます。 4.鍋に揚げ油を熱し、材料に衣をつけて、揚げます。塩をふって召し上がってください。 |
次回は、お茶の栄養や有効成分について、詳しくご紹介します。お楽しみに・・・。
■関連リンク
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●お茶を使った料理たち(中国茶)
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