1 家計が厳しい時こそ栄養豊富なもやしで凌ぐ Sat Apr 09, 2011 9:52 pm
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「もやしっ子」と言えば、ひよわそうな人や、屋外で活発に遊ばず色白な子どもを表現します。名前からくるひ弱なイメージとはまったく異なり、もやしは様々な栄養素や成分を含んだ優良な食品で、しかも安価ですから、諸物価高騰の際の強い味方です。
<CONTENTS>
ひ弱なイメージを覆すもやしの魅力
も
やしとは、固有の植物の名称ではなく、「萌し、生し」という意味で、穀類や豆類、野菜などの種子を、暗い所で発芽させて生長させたもの。「もやしっ子」と
いうのは、もやしの栽培法が、日の光にあてずに成長させること、そして見た目も白くなよなよとした印象であることからきています。
一般的
なもやしは主成分が水分で、豆類ですので、タンパク質や炭水化物、ビタミンB群、ミネラルなど幅広い栄養素を含んでいます。さらにもやしの優秀なところ
は、発芽というプロセスによって、豆の状態ではほとんど含まれていなかったビタミンCなどが増えるのが注目すべき点です。
発芽することで栄養成分が増えるお話は、こちらもご参考に。
様々な栄養を含みながら、低カロリーで、食物繊維も多くてボリューム感が出るので、ダイエットしたい方にはおすすめの食材です。
豆によって異なる栄養価
大豆もやしは、タンパク質やカリウム、食物繊維が多く、ブラックマッペはビタミンCが多いというように、もやしの豆の種類によっても栄養価が異なりますので、ご参考になさってください。
もやし100g中に含まれる主な栄養素(五訂日本食品成分表より)
次ページでは、もやしの種類や食べ方のポイントについてご紹介します。1ページでは、もやしの栄養価についてご紹介ご紹介しましたが、このページでは、もやしの種類や食べ方などのポイントをご紹介します。
通常、もやしというと、豆類から作られたものをさし、なかでももやしと言えば、以前はブラックマッペ、そして近年では緑豆から作るもやしが多く市場に出回っています。そのほか、大豆から作る大豆もやしや、牧草の種子から作るアルファルファ(糸もやし)などがあります。
・大豆もやし
大豆を発芽させたもので、頭に豆をつけたまま収穫します。太くて長く、アミノ酸によるうまみの強い品種。韓国料理のナムルやビビンバなどに使われ、馴染みのあるもやしの一つです。
・ 緑豆もやし
緑豆を発芽させて作ります。茎が長くて太く、炒め物にむいています。
・ブラックマッペ
ブラックマッペというあずきの種類を発芽させて作るもやしで、黒い種皮をかぶっています。
・アルファルファ
「紫うまごやし」という牧草の種子を発芽させたもの。細くて柔らかく糸のように繊細で、生食できるのも特長的です。
他にも、最近ではピーナッツもやしなどの新品種もありますし、ダイコン(貝割れ)やソバ、空心菜のもやし、ブロッコリーやマスタードのスプラウトなども見かけられます。
もやしは鮮度が命
茎
や根に張りがあり、色が変色していないものが新鮮です。日持ちが悪いので保存には適さず、できれば買ったその日のうちに、真空パックのものでも冷蔵庫で
1~2日のうちに食べてしまいましょう。調理する際にも、短時間で加熱し、歯触りを活かしたいものです。もしも残ったら、さっとゆでて水気をよくきり、密
閉容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。
もやしのひげは取ったほうが、口当たりがよくおいしいのですが、もやしのひげには繊維質が豊富に
含まれてます。また、長い時間に水につけておくと、ビタミンCが流出してしまいます。もやしは、水耕栽培で農薬等は使われていませんし、洗浄処理されて出
回りますので、あまり長い時間水に漬ける必要はありません。
もやしを使った料理を知りたいかたは、
こちらへ
<参考>
食品成分表(女子栄養大学出版部)
食材健康大事典(時事通信社)
<関連リンク>
・小さな新芽に秘めたパワー(食と健康)
・もやし料理(オールアバウト)
・栄養バランスを考えたダイエット(食と健康)
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<CONTENTS>
- ひ弱なイメージを覆すもやしの魅力……P.1
- もやしの種類と食べ方のポイント……P.2
ひ弱なイメージを覆すもやしの魅力
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スーパー等で売られているのは、今は緑豆のもやしが主流です。 |
やしとは、固有の植物の名称ではなく、「萌し、生し」という意味で、穀類や豆類、野菜などの種子を、暗い所で発芽させて生長させたもの。「もやしっ子」と
いうのは、もやしの栽培法が、日の光にあてずに成長させること、そして見た目も白くなよなよとした印象であることからきています。
一般的
なもやしは主成分が水分で、豆類ですので、タンパク質や炭水化物、ビタミンB群、ミネラルなど幅広い栄養素を含んでいます。さらにもやしの優秀なところ
は、発芽というプロセスによって、豆の状態ではほとんど含まれていなかったビタミンCなどが増えるのが注目すべき点です。
発芽することで栄養成分が増えるお話は、こちらもご参考に。
様々な栄養を含みながら、低カロリーで、食物繊維も多くてボリューム感が出るので、ダイエットしたい方にはおすすめの食材です。
豆によって異なる栄養価
大豆もやしは、タンパク質やカリウム、食物繊維が多く、ブラックマッペはビタミンCが多いというように、もやしの豆の種類によっても栄養価が異なりますので、ご参考になさってください。
もやし100g中に含まれる主な栄養素(五訂日本食品成分表より)
種類 | タンパク質(g) | 炭水化物(g) | カリウム(mg) | 葉酸(μg) | ビタミンC(mg) | 食物繊維(g) |
アルファルファ | 1.6 | 2.0 | 43 | 56 | 5 | 1.4 |
大豆 | 3.7 | 2.3 | 160 | 85 | 5 | 2.3 |
ブラックマッペ | 2.0 | 2.7 | 71 | 42 | 11 | 1.4 |
緑豆 | 1.7 | 2.6 | 69 | 41 | 8 | 1.3 |
次ページでは、もやしの種類や食べ方のポイントについてご紹介します。1ページでは、もやしの栄養価についてご紹介ご紹介しましたが、このページでは、もやしの種類や食べ方などのポイントをご紹介します。
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大豆もやしは、旨味が強い品種。韓国料理のナムルなどによく使われます。 |
・大豆もやし
大豆を発芽させたもので、頭に豆をつけたまま収穫します。太くて長く、アミノ酸によるうまみの強い品種。韓国料理のナムルやビビンバなどに使われ、馴染みのあるもやしの一つです。
・ 緑豆もやし
緑豆を発芽させて作ります。茎が長くて太く、炒め物にむいています。
・ブラックマッペ
ブラックマッペというあずきの種類を発芽させて作るもやしで、黒い種皮をかぶっています。
・アルファルファ
「紫うまごやし」という牧草の種子を発芽させたもの。細くて柔らかく糸のように繊細で、生食できるのも特長的です。
他にも、最近ではピーナッツもやしなどの新品種もありますし、ダイコン(貝割れ)やソバ、空心菜のもやし、ブロッコリーやマスタードのスプラウトなども見かけられます。
もやしは鮮度が命
茎
や根に張りがあり、色が変色していないものが新鮮です。日持ちが悪いので保存には適さず、できれば買ったその日のうちに、真空パックのものでも冷蔵庫で
1~2日のうちに食べてしまいましょう。調理する際にも、短時間で加熱し、歯触りを活かしたいものです。もしも残ったら、さっとゆでて水気をよくきり、密
閉容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。
もやしのひげは取ったほうが、口当たりがよくおいしいのですが、もやしのひげには繊維質が豊富に
含まれてます。また、長い時間に水につけておくと、ビタミンCが流出してしまいます。もやしは、水耕栽培で農薬等は使われていませんし、洗浄処理されて出
回りますので、あまり長い時間水に漬ける必要はありません。
もやしを使った料理を知りたいかたは、
こちらへ
<参考>
食品成分表(女子栄養大学出版部)
食材健康大事典(時事通信社)
<関連リンク>
・小さな新芽に秘めたパワー(食と健康)
・もやし料理(オールアバウト)
・栄養バランスを考えたダイエット(食と健康)
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