1 AI チュートリアルIllustratorでシルエットを作る方法 Fri Mar 18, 2011 1:07 pm
Admin
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このチュートリアルでは、フォトショップとイラストレーターでシルエットを作ってみたいと思います。
Step1:はじめに
このチュートリアルではPhotoshopとIllustratorライブトレースツールを使って写真からベクターのシルエットを作る方法について紹介します。Photoshopの知識は工程全体で役には立ちますが必須ではありません。
はじめに、作業に使う写真を選びます。白くてフラットな背景の人物写真があれば理想的ですが、全体にコントラストがしっかりしていれば望ましいでしょう。
人物がシルエットになることに留意してください。横顔がよいでしょう。アングルのおかしなものや遠近が極端なものは避けてください。
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Step2:Photoshopでコントラストを強くする
Photoshopを使って、3つのチャンネルからどれが使えそうか調べます。コントラストがしっかりしたものを探して、人物の暗い部分が背景から際立つようにします。この写真では、グリーンのチャンネルを選びます。
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Photoshopのチャンネルパレットで、サムネイルを「新規チャンネルを作成」アイコンにドラッグしてチャンネルを複製します。
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新しく複製したチャンネルのレベルを調整(「イメージ」-「色調補正」-「レベル補正」を選択)してイメージのコントラストを強くします。
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覆い焼きツールを使って、明るい箇所にのみ効果をつけます。
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同様に焼き込みツールを使って影を焼き込みます。
場合により焼き込みや覆い焼きが十分でない箇所に色を塗る必要があります。ここでは腕を黒い色で塗ってから、背景を覆い焼きします。
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黒いシルエットの形が浮き出したら、シルエットの外を白く塗ります。
「選択範囲」-「すべてを選択」を指定してから、新規レイヤーにコピー&ペーストします。イメージを平たくして、TIFF、あるいはシル
エットレイヤーが見えるようPSDで保存します。Illustratorでは配置する画像としてほとんどのラスターファイルフォーマットが使えます。
Step3:Illustratorでトレースする
Illustratorを起動します。「ファイル」-「配置」を選択してPhotoshopで新規保存したファイルを配置します。画像を黒い矢印(選択ツール)でクリックして選択してから、「オブジェクト」-「ライブトレース」-「トレースオプション」を選択します。
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トレースオプションダイアログボックスで、プレビューボタンをクリックします。モードを前もって「黒と白」に設定する必要があります。ト
レース設定の画面で、「誤差の許容値」と「最小エリア」の値を減らします(ステップ8を参照)。この設定でライブトレースをどれだけイメージの輪郭に沿わ
せるかが決まります。設定を変更したら、トレースが変わります。これが「ライブ」のパートになります。
使い方のヒント:トレースオプションダイアログ画面の一番下で、トレースのプレビュー方法について
選択できます。この機能はプレビューのみでパスには影響しません。詳細についてできる限り滑らかなラインにしたいのであれば、このプレビューは役立ちま
す。ポイントが多すぎるとギザギザに見えますし、ポイントが少なすぎてもおかしく見えます。希望の形になったら、トレースをクリックしてください。この段
階でも、トレースが「ライブ」のままトレースオプションを再び開いて設定を変更できます。トレースの見栄えが満足いくものなら、「オブジェクト」-「ライ
ブトレース」-「拡張」を選択します。トレースがベクターパスに変換されます。
注意:トレースオプションダイアログ画面で設定を微調整してトレースを作ることがどれほど重要か、強調してもしきれません。長い目で見れば時間の節約になるからです。
自動選択ツールを使って、白い箇所をクリックします。すると白いシェイプがすべて選択されます。「Delete」キーを押します。すると黒いシルエットだけが残ります。
(アンカーポイントの削除ツールを使用して)飛び出しているポイントを削除してパスを整え、他の箇所となじませます(鉛筆ツールの中にあるスムーズツールのアイコンをダブルクリックして調整できます)。例えば、
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A. 実際の写真に膨らんだ箇所があるとしても、シルエットがおかしく見えます。取り除きましょう。
B. ポイントが多すぎます。
C. きれいにならしましょう。
D. この足も直しましょう!
使い方のヒント:トレースに対して最良の設定が決まったら、プリセットを保存できます(トレースオプション画面のボタンをクリック)。同様のトレースを一括して作業する場合は、保存した設定を引き下ろします。同じ操作を繰り返す必要はありません。
使い方のヒント:背景あるいは空間に影や他の要素を追加します。
Step4:完成
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引用:Web Design Library 著者:www.layersmagazine.com 翻訳:菊池
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- Step1 : はじめに
- Step2 : Photoshopでコントラストを強くする
- Step3 : Illustratorでトレースする
- Step4 : 完成
Step1:はじめに
このチュートリアルではPhotoshopとIllustratorライブトレースツールを使って写真からベクターのシルエットを作る方法について紹介します。Photoshopの知識は工程全体で役には立ちますが必須ではありません。
はじめに、作業に使う写真を選びます。白くてフラットな背景の人物写真があれば理想的ですが、全体にコントラストがしっかりしていれば望ましいでしょう。
人物がシルエットになることに留意してください。横顔がよいでしょう。アングルのおかしなものや遠近が極端なものは避けてください。
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Step2:Photoshopでコントラストを強くする
Photoshopを使って、3つのチャンネルからどれが使えそうか調べます。コントラストがしっかりしたものを探して、人物の暗い部分が背景から際立つようにします。この写真では、グリーンのチャンネルを選びます。
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Photoshopのチャンネルパレットで、サムネイルを「新規チャンネルを作成」アイコンにドラッグしてチャンネルを複製します。
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新しく複製したチャンネルのレベルを調整(「イメージ」-「色調補正」-「レベル補正」を選択)してイメージのコントラストを強くします。
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覆い焼きツールを使って、明るい箇所にのみ効果をつけます。
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同様に焼き込みツールを使って影を焼き込みます。
場合により焼き込みや覆い焼きが十分でない箇所に色を塗る必要があります。ここでは腕を黒い色で塗ってから、背景を覆い焼きします。
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黒いシルエットの形が浮き出したら、シルエットの外を白く塗ります。
「選択範囲」-「すべてを選択」を指定してから、新規レイヤーにコピー&ペーストします。イメージを平たくして、TIFF、あるいはシル
エットレイヤーが見えるようPSDで保存します。Illustratorでは配置する画像としてほとんどのラスターファイルフォーマットが使えます。
Step3:Illustratorでトレースする
Illustratorを起動します。「ファイル」-「配置」を選択してPhotoshopで新規保存したファイルを配置します。画像を黒い矢印(選択ツール)でクリックして選択してから、「オブジェクト」-「ライブトレース」-「トレースオプション」を選択します。
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トレースオプションダイアログボックスで、プレビューボタンをクリックします。モードを前もって「黒と白」に設定する必要があります。ト
レース設定の画面で、「誤差の許容値」と「最小エリア」の値を減らします(ステップ8を参照)。この設定でライブトレースをどれだけイメージの輪郭に沿わ
せるかが決まります。設定を変更したら、トレースが変わります。これが「ライブ」のパートになります。
使い方のヒント:トレースオプションダイアログ画面の一番下で、トレースのプレビュー方法について
選択できます。この機能はプレビューのみでパスには影響しません。詳細についてできる限り滑らかなラインにしたいのであれば、このプレビューは役立ちま
す。ポイントが多すぎるとギザギザに見えますし、ポイントが少なすぎてもおかしく見えます。希望の形になったら、トレースをクリックしてください。この段
階でも、トレースが「ライブ」のままトレースオプションを再び開いて設定を変更できます。トレースの見栄えが満足いくものなら、「オブジェクト」-「ライ
ブトレース」-「拡張」を選択します。トレースがベクターパスに変換されます。
注意:トレースオプションダイアログ画面で設定を微調整してトレースを作ることがどれほど重要か、強調してもしきれません。長い目で見れば時間の節約になるからです。
自動選択ツールを使って、白い箇所をクリックします。すると白いシェイプがすべて選択されます。「Delete」キーを押します。すると黒いシルエットだけが残ります。
(アンカーポイントの削除ツールを使用して)飛び出しているポイントを削除してパスを整え、他の箇所となじませます(鉛筆ツールの中にあるスムーズツールのアイコンをダブルクリックして調整できます)。例えば、
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A. 実際の写真に膨らんだ箇所があるとしても、シルエットがおかしく見えます。取り除きましょう。
B. ポイントが多すぎます。
C. きれいにならしましょう。
D. この足も直しましょう!
使い方のヒント:トレースに対して最良の設定が決まったら、プリセットを保存できます(トレースオプション画面のボタンをクリック)。同様のトレースを一括して作業する場合は、保存した設定を引き下ろします。同じ操作を繰り返す必要はありません。
使い方のヒント:背景あるいは空間に影や他の要素を追加します。
Step4:完成
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引用:Web Design Library 著者:www.layersmagazine.com 翻訳:菊池
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