1 魂 (혼) Fri Apr 01, 2011 6:37 pm
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[You must be registered and logged in to see this image.]MBC納涼特集ミニシリーズ『魂』 初回放送:2009年8月5日(水) 放送時間:毎週水、木曜日夜9時50分 脚本:イン・ウナ、コ・ウンニム、パク・ヨンスク 演出:キム・サンホ、カン・デソン 登場人物:イ・ソジン、イム・ジュウン、イ・ジン、パク・コンイル、ジヨン | ||
[You must be registered and logged in to see this image.] | ■シン・リュ(イ・ソジン) 海外でも有名な犯罪心理学の大家、犯罪者プロファイラーだ。恐るべき前歴の殺人犯たちも彼の前では猫の前のネズミのようにおとなしくなってしまうほどのカ リスマがある。殺人犯の名前を親しそうに呼んであげながら、限りなく優しく対しながらも罪悪感なんてない殺人犯が犯行事実を話しながらヘラヘラする時、き らりと光る彼の目つきは背筋が凍ってしまうほど。そのような極端な両面性のためにいったい彼がどんな人なのか理解しがたいが、あえて一言で表現するなら 「オム・ファタール(魔性の男)」。致命的な魅力を持っているが、14歳の時に恐ろしい事故で母親と妹を目の前で失ったトラウマがある。 ■ユン・ハナ役(イム・ジュウン) 明朗活発で元気な女子高生。そそっかしい性格のせいで問題児だが、情が深い。足が少し不自由な双子の妹ドゥナも、一人で暮らすママも、いじめられっ子シウ も率先して守ってあげる。あまりにも運動神経がいいけれども(体育特技生だ)あえてテコンドーを学び足で蹴る練習をするのは純粋に妹ドゥナを守るためだ。 恐らく幼い時、友人たちが目の前で殺さないでといいながら死んでいったその日、なすすべがなく一人で生き残った傷のためでないかと思う。そんなある日、自 分が特別な能力を持っていることを知ることになるが…死んだ人々を見て彼らの話を聞いて彼らの霊が憑依して怪力を持つようになる。 ■イ・ヘウォン役(イ・ジン) しっかりしていて賢くて美しくて能力ある精神分析相談医。シン・リュの昔の恋人 業務上ストレスがたまって、患者でない人々には口が悪いが内面は温かくて人間的だ。腹が立てば怒って悲しければ泣いて、好きなら好きだと言う。シン・リュ の元カノ。「昔」の恋人だといっても別れてからそう経っていない。仕事でも会うことが多くて、善悪の基準について彼女なりの明白な基準を持っていると思っ ていたが、リュに会って多くのことが混乱した。何が正しいのか、何が善で悪なのか、彼が良い男なのか悪い男なのか、自身を愛しているのか軽べつしているの かさえも分からなくなった。それでつらくなって別れようと切り出したし、彼は軽くそうしようと言ったが、実は彼女はまだ別れることができていない。 ■チョン・シウ役(パク・コンイル) ハナの友人。母親が彼を産んですぐ亡くなってしまった。母親の命日が彼の誕生日になった。妻をとても愛していた彼の父親は息子の顔を見るのが辛くて1年の うち10ヶ月は外国に行っている。お小遣はたっぷり送ってくれる。広い家で一人で暮らしていて、インターネットサイトだけを一生懸命運営している。友人と もうまく付き合えず、いつも一人で行動していたらいじめられっ子になってしまった。やつらが戦いを挑んできてもただ殴られるだけ。母親の命と引き換えに生 まれたから誰かを殴ったりひどいことをしえはいけないと無意識的に考えている。だが、なんだか割に合わないと思うようになる。ハナは生まれた瞬間から罪人 扱いされてきた自分に初めて、唯一、味方をしてくれやさしく接してくれた人だ。とても純真な十八の青春。正しいと考えること、守らなければならない人のた めに命をかける。 ■ユン・ドゥナ役(ジヨン) ハナの双子の妹。7分遅く生まれただけだが行儀正しくハナをお姉さんとして接する。幼い時小さな事故で足が若干不自由だ。それが恥ずかしくて毎日座って絵 を描いたりクロスステッチをする。姉といる時は構わずに飛び回って遊ぶが…姉ハナの話ならばなんでも信じ、待てと言うなら夜になって雨が降ってもずっと待 つ。 ■■ 企画意図 ■■ 今、時代は恐怖を望む。IMF以後最大の経済的難局の中で視聴者たちはそのどんな時より強烈で無条件感情訴求を望んでいる。「恐怖」というジャンルは非常に一次元的な感情を提供する魅力的なジャンルだ。 また、現社会の矛盾とタブーがそっくり不安コードとして借用され、緊張感あふれる劇的事実性を加える。ドラマ『魂』はこのような時代の要求に合ったジャンル的特性を土台に企画された。 刺激が弱く、色のないドラマはもう敬遠される時代だ。ドラマ『魂』は恐怖というジャンルを通じて「格のある強烈な刺激」をプレゼントするだろう。一歩進んで現時代の不安を反映すると同時にこれを代理解消する真の「韓国的恐怖」を見せてくれるだろう。 1990年代後半以後、韓国の恐怖映画は一度ブームを起こしたが、テレビは例外だった。1994年、シム・ウナ主演の『M』以後、韓国の恐怖ドラマは一度 もなかったという実情だ。他の似たジャンルを標ぼうしたドラマは粗雑なCGの乱舞と韓国的恐怖に対する無理解で視聴者たちからあざ笑われ、忘れ去られて いった。 KBS第2テレビの『伝説の故郷』だけが一話完結の形でその命脈を継続してはいるが、「恐怖」という感情を感じるようにするには力不足という評が支配的 だ。 このような中で誕生したドラマ<魂>はとても新しい試みの現代恐怖ものだ。多重的なフルートと人物構成で今までの恐怖映画と差別化された連続 性を見せてくれる。もちろんその試みが新しいだけでドラマ『魂』の内容構成は「古典的」なモチーフに対する畏敬を忘れない。すなわち、無謀な新しさではな く「恐怖の真実性」を追求しているといえる。したがって韓国人ならば誰でも共感するような素材と感情移入しやすい「女の幽霊」と「怨念」、「憑依」をテー マにこの時代の恐怖を独特に描き出す。 |