1 越境文学とは Mon Apr 11, 2011 5:01 pm
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最近、日本の文学界では外国人作家の活躍が顕著になっている。その中で、昨年は中国人でははじめて楊逸氏の「時が滲む朝」が芥川賞を受賞し、今年度の文学界新人賞をイラン人女性のシリン・ネザマフィ氏の「白い紙」が受賞した。
「越境文学」とは、『移住や亡命などによって母語から離れ、移住先の言語(非母語)で創作する作家達の文学を「越境文学」と呼び、日本では日本語を
母国語としない作者による日本語作品のこと。そもそも越境文学は、20世紀以降、植民地における宗主国と先住民文化との衝突から生み出されたもので、特定
の文化からの逸脱や離反、抵抗が題材となる。』(プレジデント 2009.8.3号より)
欧米出身の現代日本語作家として、リービ英雄氏、デビット・ゾペティし、アーサー・ビナード氏が活躍しているが、今後は中国や韓国、日経ブラジル人
の作家が出てくる可能性があるとのこと。楊逸氏の芥川賞受賞作「時が滲む朝」は、8万6000部を発行して文芸賞としてはヒット作となった。]
最近、日本の文学界では外国人作家の活躍が顕著になっている。その中で、昨年は中国人でははじめて楊逸氏の「時が滲む朝」が芥川賞を受賞し、今年度の文学界新人賞をイラン人女性のシリン・ネザマフィ氏の「白い紙」が受賞した。
「越境文学」とは、『移住や亡命などによって母語から離れ、移住先の言語(非母語)で創作する作家達の文学を「越境文学」と呼び、日本では日本語を
母国語としない作者による日本語作品のこと。そもそも越境文学は、20世紀以降、植民地における宗主国と先住民文化との衝突から生み出されたもので、特定
の文化からの逸脱や離反、抵抗が題材となる。』(プレジデント 2009.8.3号より)
欧米出身の現代日本語作家として、リービ英雄氏、デビット・ゾペティし、アーサー・ビナード氏が活躍しているが、今後は中国や韓国、日経ブラジル人
の作家が出てくる可能性があるとのこと。楊逸氏の芥川賞受賞作「時が滲む朝」は、8万6000部を発行して文芸賞としてはヒット作となった。]