1 コン・ユ「イム・スジョンと熱愛説?彼女に申し訳なかった」 Fri Apr 01, 2011 6:17 am
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3年ぶりに甘いロマンス映画『キム・ジョンウク探し』で帰ってきたコ ン・ユと、ソウル市江南にあるカフェで会った。注文を済ませ向かい合って座るコン・ユからは余裕が感じられた。映画『キム・ジョンウク探し』は撮影当時か らコン・ユ&イム・スジョンのキャスティングで話題になった。恋に落ちた二人の男女をリアルに描かなければならない2人にとって、恋愛説はともすればプ レッシャーとして作用するかもしれなかった。しかしコン・ユは一貫して明るい顔で、相手役のイム・スジョンについての話を並べたてた。 「ドラマ『学校』で初めて会いました。私の記憶ではその時から本当に何か違う感じでした。でもその時は特に親しくなりませんでした。でも「何をし ても出来そうだ」とは思いました。所属事務所が同じになってイ・チョニ、コン・ヒョジンさんと共に親しくなりました」コン・ユはイム・スジョンに対する称 賛も惜しまなかった。「イム・スジョンは相手役としてすごく共演したい女優」と絶賛するコン・ユは「作品で一回は絶対共演したいと思っていた」と話した。 二人の恋愛説に関してもコン・ユは包み隠さず打ち明けた。二人の恋愛説の発端は親しい友人同士で一緒に行った済州島旅行。「一緒に行った友人達に も申し訳なかった」というコン・ユは「二人だけで蜜月旅行に行くのなら、誰が済州島に行くだろうか」と大笑いながら当時を回想した。「何よりイム・スジョ ンさんに申し訳なかったですよ。親しい友人同士で一緒に行った旅行だったのに、写真のせいでそんな風に話が出たんですから。実際私なりに傷つきもしました し。でも今はこんな風に話せます」 | |
[You must be registered and logged in to see this image.] | 甘いロマンスを描く作品に登場する俳優にとって恋愛説はある意味避けることのできない宿命かもしれないというのがコン・ユの考えだ。「どんな俳優でも作品をする時は相手役を愛すると思います。でも実際には、大衆は作品を作品だけと見ることは出来ないようです。そんな点は理解も出来ます。私もドラマを見ながら「いや、あの眼差しは」と驚く時がありますから(笑)」コン・ユは「親しい間柄なのでイム・スジョンに申し訳ない」といいながら「むしろイム・スジョンとの熱愛説が映画の役に立っている面もあるようだ」と笑った。 コン・ユ「信念のある本物の俳優になりたい」 軍入隊で生じた演技空白が2年。特に『コーヒープリンス1号店』で最高の人気を得た直後の軍入隊だったのだから、その2年間の空白がコン・ユにとってはさらに名残り惜しく感じられてもおかしくないはずだ。しかしコン・ユは「軍隊が活きた経験になった。軍での2年が全く空白として感じられなかった」と話した。コン・ユの演技先生はまさに全ての人々だ。「人からインスピレーションを得る」というコン・ユは「軍隊で多くの人に出会い、自然に演技の勉強になった。そんなものを捨てたり逃してはだめだ」と自分の考えを明かした。 『コーヒープリンス1号店』のチェ・ハンギョル役で“ロマンティックガイ”という愛称を得たコン・ユ。しかしコン・ユにとっては“俳優”という呼び名が大切だという。「私は俳優と呼ばれたいです。人から「あなたはもうすでに俳優じゃない」と言われる時もありますが、まだちょっと恥ずかしいです。自分の名前の前に俳優という2文字を付けることが出来るかまだ悩んでいますし、今後も絶えず悩むと思います。月日が流れて私も成長し、挑戦してさらに努力すると思います。そんな全てのことが俳優になる過程だと思ってくれたらうれしいです。ただ単に名前の前につけられただけの俳優ではなく、本物の俳優として中身の詰まった俳優になりたいです」 コン・ユはインタビューの間中、演技、そして俳優に関する自分の考えを淡々と、そして確固として伝えた。「単純に視聴率だけで作品を判断できないと思います」というコン・ユは「視聴率や客観的な数値では明らかに低調だったが、あの俳優は輝いていた」と言われたいのが俳優の欲だという。「歩んできた道も振り返ってみると他人は何の考えもなくやったと思うかもしれない」というコン・ユは「誰よりも猛烈に苦悩したし、その苦悩が無駄にならないと思う。今の私がいる理由は、全部その苦悩のおかげだ」と話した。 歩んできた道と同じだけ、これから歩んでいく道も全ての可能性を開いておきたいというコン・ユ。深く広い視野を持ちたいというのがコン・ユの考えだ。「やりたいキャラクターを前もって決めておきたくありません。視野が狭くなりますから。いつも余裕を持って見ていたいです。最近はルーザーキャラが出る作品にすごく愛着が湧きます。カッコいいものよりは不足していても、現実的で人間的な愛すべきキャラだと思います。」本人を一つの単語で表してほしいという質問に、コン・ユは暫く考えた。そして「こんな風に表現するのは合っていないかもしれない」と言いながら最近好きな文章一つを挙げた。「じっとしていることと何もしないことは違う」 この文章が今までのコン・ユの空白を説明できる最も良い文章ではないだろうか。1年間姿を現さず特別な活動を見せなかったコン・ユだが、彼の空白は本当はさらに高い飛翔を準備する滋養強壮剤のような休息だったことがわかる。「信念のある俳優になりたい」としてインタビューを終えたコン・ユ。こつこつと自分の道を歩いていくという俳優コン・ユの未来が期待される。 |