1 LightWave 3D チュートリアルUVマッピング レッスン3-1 Mon Mar 28, 2011 3:57 am
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3-1 ネットーワークレンダリングのためのシーンファイルを用意する
ネットワークレンダリングを行うためのシーンファイルを作成する際に2つ注意する点があります。1つはコンテントディレクトリの基本構成に則ったシーンファイルであること、もう1つは画像を保存する場所がホストとすべてのノードからアクセスできる場所であることです。
このチュートリアルではLightWave 3D [8]のサンプルファイルを用いて、ファイルの保存先をネットワークドライブ以下へと設定します。
LightWave 3D [8] レイアウトを起動します。[You must be registered and logged in to see this image.]
シーンファイルを開いた際に、オブジェクトファイル、並びに画像ファイル等を正常に読み込むために、コンテントディレクトリを設定します。レイアウトのメニューより「編集>コンテントディレクトリの設定」を選択します。[You must be registered and logged in to see this image.]
「フォルダの参照」ウィンドウより、先ほどマウントしていただきましたネットワークドライブであるZドライブを、コンテントディレクトリとして設定します。「Z:」をマウスで選択後OKボタンにて設定を完了します。[You must be registered and logged in to see this image.]
コンテントディレクトリの設定が完了したところで、レンダリング画像の保存先をネットワークドライブへと変更します。
LightWave 3D [8] レイアウトのメニューより「ファイル>開く>シーンを開く」を選択し、「z:\Scenes\Robots\ApeBot\ApeRun13.lws」を開きます。[You must be registered and logged in to see this image.]
「ファイルが見つかりません」等の警告メッセージ等は表示されず、正常にシーンが読み込めることを確認します。続いて「レンダー」タブよりメニューの「オプション>レンダーオプション」を選択します。[You must be registered and logged in to see this image.]
「レンダーオプション」ウィンドウより、「出力ファイル」のタブを選択し、「形式」のポップアップより「LW_JPEG(.jpg)」を選択します。続いて「RGB保存」のチェックボックスをマウスで選択し、ファイルリクエスタウィンドウより保存の場所を指定します。
ファイルリクエスタよりネットワークドライブであるZドライブを開き、レンダリング画像を保存するためのフォルダを新規に作成します。フォルダの名
称は「新しいフォルダ」より「render」へと変更します。「render」フォルダを開き、ファイルリクエスタのファイル名に「ape」と保存する
ファイル名の名前を設定します。設定が完了しましたら「保存」ボタンを選択し、ファイルリクエスタを閉じます。
※新規に作成したフォルダを「render」と名称を変更した理由は、保存先として明示するとともに、ファイル名、並びにフォルダ名へ日本語等の2
バイト文字を使用させないためです。LightWave
3D中に使用されるすべての名称において半角のアルファベットを利用することで、読み込みの際のトラブルを起こさないようにしましょう。[You must be registered and logged in to see this image.]
以下のスクリーンショットのように、保存先の設定が完了したところでレンダーオプションパネルを閉じます。[You must be registered and logged in to see this image.]
これでScreamerNetIIでレンダリング行うためのシーン設定が終了しました。LightWave 3D レイアウトのメニューより「ファイル>保存>シーン名を付けて保存...」を選択し、シーンファイルを保存します。[You must be registered and logged in to see this image.]
ファイルリクエスタウィンドウより「z:\Scenes\Robots\ApeBot\」を開き、ファイル名の入力欄へ「ApeRun13network.lws」と入力し、OKボタンを押して保存を実行しましょう。[You must be registered and logged in to see this image.]
3-2 単一のコンピュータでネットワークレンダリングを行う。
準備が整ったところで、ホストのみを使用したネットワークレンダリングを実行します。ScreamerNetIIを使用したネットワークレンダリン
グでは、LightWave 3D [8]
レイアウトにてシーンファイルを読み込んでおく必要はありません。コンピュータの空きメモリをより多く確保するするために、先ほど読み込んだシーンは消去
しましょう。
LightWave 3D [8] レイアウトのメニューより「ファイル>新規シーン」を選びシーンを消去します。[You must be registered and logged in to see this image.]
マイコンピュータよりz:\programsを開き、ホスト用のLWSN実行モジュール「lwsnhost」のアイコンをダブルクリックし、モジュールを実行します。コマンドプロンプトのウィンドウが立ち上がり「Can't access job file "z:\scnet\job1".」と表示され続けますが、これは正しい動作です。[You must be registered and logged in to see this image.]
LightWave 3D [8]
レイアウトの「レンダー」タブを選択し、「ユーティリティ」グループに登録されている「ネットレンダー」を選択します。ネットワークレンダリングのウィン
ドウが表示されましたら、「最大CPU数」へ「1」と入力し、続いて「コマンドディレクトリ」を選択します。
※最大CPU数は起動しているLWSNのモジュールと同じ数を入力することで、初期化までの時間を短縮することが可能です。[You must be registered and logged in to see this image.]
ファイルリクエスタウィンドウが表示されましたら、ScreamerNetII用の設定ファイルを用意した「z:\scnet」を選択し、OKボタンにて設定を完了します。[You must be registered and logged in to see this image.]
OKボタンにてファイルリクエスタを閉じると下記の初期化を行う旨の警告ダイアログが発生します。「YES」を選択し、ScreamerNetIIの初期化を行います。[You must be registered and logged in to see this image.]
初期化が成功しますと、以下のダイアログの通り、ホスト用のLWSNモジュールがScreamerNetIIより認識されたことが確認できます。[You must be registered and logged in to see this image.]
初期化が成功しますと、以下のダイアログの通り、ホスト用のLWSNモジュールがScreamerNetIIより認識されたことが確認できます。[You must be registered and logged in to see this image.]
また、コマンドプロンプトの内容も、初期化後は「LightWave command: wait」という表示変わったことが確認できます。このメッセージはLWSNのモジュールがレンダリングを行うための命令が送られてくる事を待機していることを意味します。[You must be registered and logged in to see this image.]
ネットワークレンダリングウィンドウ中段にある「リストにシーン追加」を選び…[You must be registered and logged in to see this image.]
ファイルリクエスタより「z:\Scenes\Robots\ApeBot\」を開き、先ほどネットワークレンダリング用に保存していただきました「ApeRun13network.lws」を開きます。 [You must be registered and logged in to see this image.]
ネットワークレンダリングウィンドウのシーンリストへ、下図のとおりシーンファイルが追加されたことを確認したところで、「スクリーマー レンダー」を選択しレンダリングを開始しましょう。[You must be registered and logged in to see this image.]
レンダリングが開始しますと、コマンドプロンプトのウィンドウよりレンダリング経過、イメージ、オブジェクトファイル、並びにシーン情報が読み込まれていくログが次々と表示されます。[You must be registered and logged in to see this image.]
ネットワークレンダリングウィンドウより「%完了」が「100」になったところで、レンダリングの処理は終了となります。LWSNのモジュールもコマンドプロンプトのウィンドウにて再び「LightWave command: wait」と待機状態へ戻ったことが確認できます。[You must be registered and logged in to see this image.]
レンダリングが終了したところで、ScreamerNetIIを終了します。「スクリーマ シャットダウン」を選択して終了することで、LWSNのモジュールの終了、並びに、不必要となったJOBファイル、ACKファイルの削除をScreamerNetIIが行います。[You must be registered and logged in to see this image.]
マイコンピュータより「z:\render」を開き、レンダー出力が正常に行われているか確認しましょう。設定へ問題がなければ、以下のスクリーン
ショットのように、正常にレンダー結果が保存されています。また、複数のシーンファイルをネットレンダーのリストへと追加していただくことで、ネットレン
ダーは順番にレンダー出力を行います。[You must be registered and logged in to see this image.]
レンダー出力が正常に行われているかを確認しましたら、renderフォルダ内のすべてのレンダー出力された画像ファイルを削除しましょう。これは次のチュートリアルにて再度同じ画像ファイルを出力するためです。
なお、今回のチュートリアルではネットレンダーを使用し、1台のコンピュータにてバッチレンダリングを行いましたが、ネットワーク設定をおこなわず
バッチレンダリングを行う方法としてLWSNコントローラといったツールも、LightWave
3Dでは提供されています。LWSNコントローラにつきましてはwindowsのスタートメニューより「すべてのプログラム>LightWave 3D
[8]>ユーティリティ>LWSNコントローラ」にて呼び出すことが可能です。
※LWSNコントローラの詳しい内容については、付属のオンラインドキュメントをご参照下さい。
次のページでは2台のネットーワークにてつながったコンピュータを使い、ネットワークレンダリングを行います。
ScreamerNet II チュートリアル for windows 2000/xp その4]
ネットワークレンダリングを行うためのシーンファイルを作成する際に2つ注意する点があります。1つはコンテントディレクトリの基本構成に則ったシーンファイルであること、もう1つは画像を保存する場所がホストとすべてのノードからアクセスできる場所であることです。
このチュートリアルではLightWave 3D [8]のサンプルファイルを用いて、ファイルの保存先をネットワークドライブ以下へと設定します。
LightWave 3D [8] レイアウトを起動します。[You must be registered and logged in to see this image.]
シーンファイルを開いた際に、オブジェクトファイル、並びに画像ファイル等を正常に読み込むために、コンテントディレクトリを設定します。レイアウトのメニューより「編集>コンテントディレクトリの設定」を選択します。[You must be registered and logged in to see this image.]
「フォルダの参照」ウィンドウより、先ほどマウントしていただきましたネットワークドライブであるZドライブを、コンテントディレクトリとして設定します。「Z:」をマウスで選択後OKボタンにて設定を完了します。[You must be registered and logged in to see this image.]
コンテントディレクトリの設定が完了したところで、レンダリング画像の保存先をネットワークドライブへと変更します。
LightWave 3D [8] レイアウトのメニューより「ファイル>開く>シーンを開く」を選択し、「z:\Scenes\Robots\ApeBot\ApeRun13.lws」を開きます。[You must be registered and logged in to see this image.]
「ファイルが見つかりません」等の警告メッセージ等は表示されず、正常にシーンが読み込めることを確認します。続いて「レンダー」タブよりメニューの「オプション>レンダーオプション」を選択します。[You must be registered and logged in to see this image.]
「レンダーオプション」ウィンドウより、「出力ファイル」のタブを選択し、「形式」のポップアップより「LW_JPEG(.jpg)」を選択します。続いて「RGB保存」のチェックボックスをマウスで選択し、ファイルリクエスタウィンドウより保存の場所を指定します。
ファイルリクエスタよりネットワークドライブであるZドライブを開き、レンダリング画像を保存するためのフォルダを新規に作成します。フォルダの名
称は「新しいフォルダ」より「render」へと変更します。「render」フォルダを開き、ファイルリクエスタのファイル名に「ape」と保存する
ファイル名の名前を設定します。設定が完了しましたら「保存」ボタンを選択し、ファイルリクエスタを閉じます。
※新規に作成したフォルダを「render」と名称を変更した理由は、保存先として明示するとともに、ファイル名、並びにフォルダ名へ日本語等の2
バイト文字を使用させないためです。LightWave
3D中に使用されるすべての名称において半角のアルファベットを利用することで、読み込みの際のトラブルを起こさないようにしましょう。[You must be registered and logged in to see this image.]
以下のスクリーンショットのように、保存先の設定が完了したところでレンダーオプションパネルを閉じます。[You must be registered and logged in to see this image.]
これでScreamerNetIIでレンダリング行うためのシーン設定が終了しました。LightWave 3D レイアウトのメニューより「ファイル>保存>シーン名を付けて保存...」を選択し、シーンファイルを保存します。[You must be registered and logged in to see this image.]
ファイルリクエスタウィンドウより「z:\Scenes\Robots\ApeBot\」を開き、ファイル名の入力欄へ「ApeRun13network.lws」と入力し、OKボタンを押して保存を実行しましょう。[You must be registered and logged in to see this image.]
3-2 単一のコンピュータでネットワークレンダリングを行う。
準備が整ったところで、ホストのみを使用したネットワークレンダリングを実行します。ScreamerNetIIを使用したネットワークレンダリン
グでは、LightWave 3D [8]
レイアウトにてシーンファイルを読み込んでおく必要はありません。コンピュータの空きメモリをより多く確保するするために、先ほど読み込んだシーンは消去
しましょう。
LightWave 3D [8] レイアウトのメニューより「ファイル>新規シーン」を選びシーンを消去します。[You must be registered and logged in to see this image.]
マイコンピュータよりz:\programsを開き、ホスト用のLWSN実行モジュール「lwsnhost」のアイコンをダブルクリックし、モジュールを実行します。コマンドプロンプトのウィンドウが立ち上がり「Can't access job file "z:\scnet\job1".」と表示され続けますが、これは正しい動作です。[You must be registered and logged in to see this image.]
LightWave 3D [8]
レイアウトの「レンダー」タブを選択し、「ユーティリティ」グループに登録されている「ネットレンダー」を選択します。ネットワークレンダリングのウィン
ドウが表示されましたら、「最大CPU数」へ「1」と入力し、続いて「コマンドディレクトリ」を選択します。
※最大CPU数は起動しているLWSNのモジュールと同じ数を入力することで、初期化までの時間を短縮することが可能です。[You must be registered and logged in to see this image.]
ファイルリクエスタウィンドウが表示されましたら、ScreamerNetII用の設定ファイルを用意した「z:\scnet」を選択し、OKボタンにて設定を完了します。[You must be registered and logged in to see this image.]
OKボタンにてファイルリクエスタを閉じると下記の初期化を行う旨の警告ダイアログが発生します。「YES」を選択し、ScreamerNetIIの初期化を行います。[You must be registered and logged in to see this image.]
初期化が成功しますと、以下のダイアログの通り、ホスト用のLWSNモジュールがScreamerNetIIより認識されたことが確認できます。[You must be registered and logged in to see this image.]
初期化が成功しますと、以下のダイアログの通り、ホスト用のLWSNモジュールがScreamerNetIIより認識されたことが確認できます。[You must be registered and logged in to see this image.]
また、コマンドプロンプトの内容も、初期化後は「LightWave command: wait」という表示変わったことが確認できます。このメッセージはLWSNのモジュールがレンダリングを行うための命令が送られてくる事を待機していることを意味します。[You must be registered and logged in to see this image.]
ネットワークレンダリングウィンドウ中段にある「リストにシーン追加」を選び…[You must be registered and logged in to see this image.]
ファイルリクエスタより「z:\Scenes\Robots\ApeBot\」を開き、先ほどネットワークレンダリング用に保存していただきました「ApeRun13network.lws」を開きます。 [You must be registered and logged in to see this image.]
ネットワークレンダリングウィンドウのシーンリストへ、下図のとおりシーンファイルが追加されたことを確認したところで、「スクリーマー レンダー」を選択しレンダリングを開始しましょう。[You must be registered and logged in to see this image.]
レンダリングが開始しますと、コマンドプロンプトのウィンドウよりレンダリング経過、イメージ、オブジェクトファイル、並びにシーン情報が読み込まれていくログが次々と表示されます。[You must be registered and logged in to see this image.]
ネットワークレンダリングウィンドウより「%完了」が「100」になったところで、レンダリングの処理は終了となります。LWSNのモジュールもコマンドプロンプトのウィンドウにて再び「LightWave command: wait」と待機状態へ戻ったことが確認できます。[You must be registered and logged in to see this image.]
レンダリングが終了したところで、ScreamerNetIIを終了します。「スクリーマ シャットダウン」を選択して終了することで、LWSNのモジュールの終了、並びに、不必要となったJOBファイル、ACKファイルの削除をScreamerNetIIが行います。[You must be registered and logged in to see this image.]
マイコンピュータより「z:\render」を開き、レンダー出力が正常に行われているか確認しましょう。設定へ問題がなければ、以下のスクリーン
ショットのように、正常にレンダー結果が保存されています。また、複数のシーンファイルをネットレンダーのリストへと追加していただくことで、ネットレン
ダーは順番にレンダー出力を行います。[You must be registered and logged in to see this image.]
レンダー出力が正常に行われているかを確認しましたら、renderフォルダ内のすべてのレンダー出力された画像ファイルを削除しましょう。これは次のチュートリアルにて再度同じ画像ファイルを出力するためです。
なお、今回のチュートリアルではネットレンダーを使用し、1台のコンピュータにてバッチレンダリングを行いましたが、ネットワーク設定をおこなわず
バッチレンダリングを行う方法としてLWSNコントローラといったツールも、LightWave
3Dでは提供されています。LWSNコントローラにつきましてはwindowsのスタートメニューより「すべてのプログラム>LightWave 3D
[8]>ユーティリティ>LWSNコントローラ」にて呼び出すことが可能です。
※LWSNコントローラの詳しい内容については、付属のオンラインドキュメントをご参照下さい。
次のページでは2台のネットーワークにてつながったコンピュータを使い、ネットワークレンダリングを行います。
ScreamerNet II チュートリアル for windows 2000/xp その4]